growroom-グロウルーム

Service

療育内容

grow room が考える療育とは

身体を動かして脳機能を高める

近年、療育のキーワードに『脳機能』について触れているものが多く見られます。確かに発達には脳の成長が大きく関係しています。では脳機能を高めてくれるものには何があるでしょうか。

大人の世界では脳トレといった本や学習教材がありますが、赤ちゃんはどうでしょう。赤ちゃんは自ら動き周り、ものを見て触れて聞いて、さまざまのことを学習していきます。
最近ではお母さんのお腹の中での動きも、学習と関係していると言われています。つまりは、自ら身体を動かすことが脳機能を高めることに繋がります。さらに適した環境をうまく提供することで、その効果が高くなることもわかってきています。私たちが提供する活動や環境の中で経験したことが、将来、子どもたちの生きる力につながることを心から願っています。
脳を育てる

最新の科学的知見をベースに
身体を動かす活動や環境を提供

楽しむ

楽しい事は繰り返し行うという学習の基盤を作ります

自ら身体を使って思考する

ことばの発達や、問題解決能力を高めます。

自分で決める

遊びや活動を自分で決めることは自己肯定力を促します。

安心の連携

保育所等訪問支援

“幼・保・小”など様々な機関と連携

「子どもを預ける側」と「子どもを預けられる側」が、互いに協力しあえる環境が、子どもの発達において重要であると考えます。

今通われている幼稚園や保育園、小学校等、他施設と必要な情報を共有できる環境を整えます。

職員教育指導担当
言語聴覚士 松下 真一郎

●奈良県総合リハビリテーションセンター31年勤務。こども発達支援MOMOの実代表
専門領域:摂食・嚥下障害・小児言語障害
活動:奈良県の誤嚥ならん体操制作委員・大学院にて小児分野を研究

言語聴覚士 河村 民平

●京都光華女子大学 看護福祉リハビリテーション学部 教授

STAFF紹介

言語聴覚士 和田涼香

grow roomでは、机上による訓練ではなく、身体の動きから発語やコミュニケーションに繋げるという言語訓練をしています。知らない物事に興味を示し、それがどんなものなのかを確かめ、知ろうとする子どもの探索行動。探索するには思考が必要になります。思考しているときは、頭の中で考えている状態でことばを使っているため、その思考がことばの表出に繋がると言われています。grow roomではボルタリングやジャングルジム、ラダーウォールなどの遊具があり、さまざまな探索活動をすることが出来ます。また、子どもの自主性を大切にし、したい遊びの中に、その子の抱える悩みを解決する要素を取り入れた療育をしています。

児童発達支援管理責任者 中島友香理

私自身が小学校で教員をしていたということもあり、子どもたちが毎日多くの時間を過ごす園や学校で楽しく過ごしてほしい、という思いを持っています。教室には、様々な特性を持った子どもたちがいます。当時の私は子どものしんどさの背景にある特性に気付くことができませんでした。放課後等デイサービスで働くようになり、子どものしんどさの原因を探り、その子に合った環境支援をすることで、学校や園で過ごしやすくなったり、学習に取り組みやすくなったりするということを学びました。growroomでは、個別療育なので、一人ひとりに寄り添った関わりをすることができます。集団ではなかなか自分の思いを出すことが難しいお子さんもいらっしゃるので、「今日はgrowroomでこんな話をしたいな。こんな遊びをしたいな。」と指導員との関わりを楽しみに来所してくれる場になってくれることを願っています。 また、保育所等訪問支援も行っていますので、先生方と情報を共有し、園や学校での過ごしやすさへと繋げていきたいと思っています。家庭・園や学校・事業所の三者が連携して支援し、地域で育てるということを大切にしていきたいです。